学校に行きたくない。勉強が楽しくない。そんなふうに思っていませんか。けれども、ちょっとした工夫や習慣でたのしく勉強でき、充実した毎日を送れるようになります。今日はその方法をご紹介します。この記事は「ヤバいモチベーション」という本を参考にしています。
「継続は力なり」というように勉強は続けなければ意味はありません。一日あたりの目標を下げて、どんな日でも必ず取り組むようにしましょう。具体的には「昨日やったページをながめる」「3行読んだらOK」などからはじめるといいでしょう。
人間は何度も目に入るものに好感を持ったり、見たものに意義を見出す(アフォーダンス)という性質があります。これを応用して、常に問題集、参考書は目に見えるところにおいておきましょう。モチベーションUPにつながります。
勉強に疲れてきたら5分、10分ほどの散歩をはさみましょう。ストレスが軽減でき、集中力が回復します。また、人目のあるところで勉強するのも効果的です。自室での勉強に疲れたら、家のリビング、カフェなどに出向いてみましょう。人は「見られている!」と思うとやる気が出ますが、これをホーソーン効果と言います。
人の集中力はどんなに持っても90分までと言われています。30分あたり5分を目安に休憩の時間を入れるようにしましょう。60分なら10分の休憩。90分なら20分の休憩です。これを応用した「35ミニッツスケジュール」という技法もあります。
(参考記事)
人はやりかけのものや、未完成のものに心残りが生まれます。「なんとかしなくては!」と思う気持ちは次の日のやる気につながります。それを応用し、問題集や本などは時間をきめ、その時間がきたら、途中でも必ずそこで終わりにするようにしましょう。
これはよく知られた方法ですが注意点があります。「ご褒美は一度で満足しきれないもの」にしましょう。「これで充分」とういものにしてしまうと次に勉強をしようという気持ちがなくなってしまします。一度で満足しきれないご褒美としては「連続ドラマを1本見る」「スマホで漫画を1冊買う」などがいいかもしれません。
勉強や訓練がうまくいった時どんな自分になっているのかイメージする技法です。目標の大学があるなら、その大学で、どんなサークルに入って、どんな授業をとって、、などとなるべく具体的にイメージしましょう。また視覚的に写真を貼ったり、待ち受け画面にしたりすると効果的です。
お気に入りのシャーペン。好きなメーカーのノートなど。なんでもいいです。自分はこれがあるとうまくいく!というものを見つけてください。そして、そのものと自分のうまくいった経験が結びついているとなお良いでしょう。成功体験とそのものが結びついているような錯覚が生まれ、やる気のスイッチが入ります。
本は目にする頻度が高いほど読む動機が高まります。電子書籍ではなく紙の本がおすすめです。また、1分、2分でもいいので時間があるときにはすかさず本を開きましょう。中途半端に目を通すことで、後に本を開くモチベーションが高まります。
人は他人がある行動を楽しそうにしていると、自分もしたくなる「代理行動」という性質があります。同じ目標に向かって勉強している人をフォローして、勉強のモチベーションを上げましょう。「サボっていると思われたくない」という気持ちが勉強の意欲を高めます。
勉強を続けていると自信がなくなり、やめてしまいたくなる時がきます。そんな時は「無口な人」「ただ話を聞くだけの人」を選びましょう。人は「相談がある」と自覚するとき深層心理では自分の中で答えがある場合が少なくありません。無口な話し相手を探し、自分なりの突破口に「邂逅」してください。